2024.09.24
富士市に移住する魅力から補助金に仕事事情まで徹底解説
コロナ禍をきっかえに遠く離れた地方で生活をスタートされる方が増えています。
また地方で新しい販路を探るべく起業される方も多い印象です。
なぜ地方で新生活を開始するのかといえば、そこには補助金や生活環境についてのメリットがあるからだと思われます。
今回は静岡県富士市への移住に関する主なポイントをまとめます。
富士市に移住する魅力と補助金、生活する上では切っても切り離せない仕事についてご紹介しましょう。
富士市は移住先として魅力的な選択肢となっております。富士市への移住に関する主なポイントをまとめてみました。
マイカーを所持すると駐車場代などが気になるものですが、富士市の場合は都心部と比べて安く借りることができます。
子どもを連れての電車移動に疲れた親御さんには、もってこいの地域。高速道路も使えるので旅行の際にも便利です。
富士市には新幹線の停車駅である新富士駅があります。
この駅は東海道の一部で、新幹線は「こだま」が停車。
「のぞみ」や「ひかり」は停車しないものの、本数も1時間に数本あり困ることはありません。
新富士駅から東京駅までの移動時間は約70分で、品川駅までは最短54分でアクセス可能です。
富士市では、住宅の多くから富士山を望むことができるため、日常的にその美しい姿を楽しむことができます。
富士山と駿河湾に囲まれた地域なので、豊かな自然環境が魅力です。
暖かい気候と美しい景観があり、四季折々の富士山を楽しむことができます。
富士山と駿河湾以外にも豊かな自然があります。
田貫湖では、湖面に映る逆さ富士が美しいスポットで、キャンプや釣りも楽しめるスポットです。
また須津川溪谷では、ハイキングや散策をすることができます。
繊細な滝の景観が魅力な白糸の滝も全国的に有名です。
富士市は移住者向けに様々な補助金や支援制度があり、とくに東京などにお住まいの方にむけて支援を強く打ち出しています。
富士市では、移住相談会の開催や「富士市移住コトハジメ」という移住者向けの専用サイトの運営なども積極的に行っていて、移住者を強く歓迎する様子は嬉しいものです。
本記事でも移住についての補助金などを、後ほど詳しく説明いたします。
富士市の水道水は、主に富士山麓や愛鷹山麓に降った雨や雪解け水からなる豊富な地下水が使用されています。
この地下水はミネラル成分が豊富で飲みやすい水とされており、富士市は「おいしい水研究会」によって「おいしい水の基準に適合している」と評価されています。
「富士川キャンプ場」では、広大な芝生があり、水洗トイレや温水シャワーも完備されています。
富士山や駿河湾を望む絶好のロケーションで、家族連れのファミリーキャンパーにも人気です。
隣の富士宮市にはなりますが、キャンパーの聖地とよばれる「ふもとっぱら」にも行ける距離。
キャンプ場に思えない、映えトイレはぜひとも一見の価値ありです。
富士市からふもとっぱらまでは、車で約50分の距離! 富士山はただでさえ大きいですが、そのふもととなると、毎年行っても飽きないほど綺麗な景観をのぞめます。
ふもとっぱらのまわりには、牧場や子どもと遊べるドライブイン、ドッグランなどもあります。
また富士山を眺めながら入浴できる温浴施設も多数あります。
「天寿を全うするまで、毎年ふもとっぱらにきたい」と話すキャンパーも多いのは頷けます。
このほかにも多くのキャンプ場があり、富士市はキャンプを楽しむための施設や自然環境が豊かです。
移住者も多く住んでおり、地域コミュニティが注目されています。
子どものイベントや活動が豊富なので、子どもも親も新しい友達を作る機会が多いです。
また広い公園や豊かな自然環境など、子どもが遊ぶ場所も多くあります。
ゴルフ好きには、たまらないのが静岡県の富士市です。とにかく景観がよく、金額も安いのが特長です。
富士山をのぞむことができるコースでは、いつもよりゴルフを楽しめるでしょう。
実際に筆者の知り合いは毎日のようにゴルフ場へ出向いています。
気になる金額面ですが、首都圏と比べると安く済む点が大きな魅力。
このため静岡在住の知人をふくめ、身近な趣味としてゴルフを嗜んでいる方が多い印象です。
リバー富士カントリークラブは、なだらかな傾斜地に展開する27ホールは、名匠とよばれている安田幸吉氏の設計。
富士山の絶景とともにゴルフをするのに、ぜひ足を運んでみてください。
朝霧ジャンボリーゴルフクラブは、ゴルフ場のほかキャンプ場でもあり、家族で滞在できます。
パパはゴルフ、ママは子どもと母子キャンプなど、休日をファミリーで楽しむのにうってつけ。
沼津ゴルフクラブなどは、駿河湾と愛鷹山を望む景観! とくに「駿河コース」は、短い距離の中に高い戦略性を凝縮しており、駿河湾を見下ろしながらラウンドが楽しめます。
ラウンド後の食事は、ぜひレストランで。新鮮な海鮮を使った「沼津ゴルフ丼」など、ユニークなメニューが揃っています。
このように魅力的なゴルフ場があふれる富士市に住めば毎週のようにゴルフ場で、よき週末を過ごせそうです。
富士市がある静岡県には、多くのご当地グルメがあります。休日におでかけ先で味わってみると、新たな発見となるでしょう。
静岡県の代表的なご当地グルメは以下になります。
静岡県は海と山に恵まれた地理的条件から、多彩な食材が豊富。
そのため地元の人々はもちろん移住者も楽しめる多彩なグルメが存在します。
富士市の移住を考える際に、生活環境や住みやすさが気になる方も多いでしょう。
そこで3つの観点から富士市の生活環境について紹介します。
大型ショッピングセンターも多数あります。
食品や衣料品に家電など幅広い商品を取り揃えている「イオンタウン富士南」や「ららぽーと沼津」などは人気が高いです。
マックスバリュや業務スーパーなどをはじめ、富士市には約45店舗のスーパーがあり、住民の日常生活を支えています。
日常的に必要なものを調達するのに不便はしない土地です。
「富士市救急医療センター」や「富士市立中央病院」などの大きな病院があり、医療サービスを受けるのには困りません。
また多くのクリニックもあります。
アクセスが悪くて医療サービスを受けるのに困ったりすることはないでしょう。
富士市は教育環境の充実に力を入れており、子育てにとって魅力的な環境が整っていると言えます。
2020年度時点の富士市の教育施設数は以下の通りです。
・幼稚園 18園
・小学校 27校
・中学校 17校
・高校 6校
また保育園も多くあり、多様な保育ニーズに応えるかのように様々な形態の保育施設が設置されています。
・認可保育園
・認定こども園
・小規模保育施設
・事業所内保育施設
富士市では就学前の子どもを持つ方を訪問し、サポートや情報提供を行う「子育て応援隊」など、子育てのサポートを受けることが可能です。
身体測定や子育て情報交換の場も用意されており、「6か月児すくすく赤ちゃん講座」の参加者には絵本やおもちゃがプレゼントされます。
静岡県富士市に移住するとなれば、仕事の転職を考えられる方も多いでしょう。富士市の仕事についてみてみましょう。
富士市には多くの企業が集まっており、特に中小企業が積極的に活動しています。これにより、地域内での雇用機会が豊富です。
静岡県富士市は新幹線の新富士駅や東名高速道路が通っており、物流や通勤に便利な立地にあります。
これにより、盛んに工業製品の流通が行われています。
なんと富士市は全国の紙の生産量の約9.3%を占めており、特に衛生用紙や紙器用板紙では25%以上を生産しています。
このため、富士市は「紙のまち」として知られています。
富士山からの豊富できれいな水が、また製造には大量の水が必要です。富士市の水資源はこの条件を満たしています。
さらに東京や名古屋といった紙類の大消費地に近く、物流の面でも有利です。
また、港湾施設もあり、原料の輸入や製品の輸出にも適しています。
紙産業は環境への影響が評価されることもありますが、富士市ではリサイクルや持続可能な資源利用に取り組む企業も多く、環境保護にも配慮されています。
富士市はフルリモート勤務を行う方にとって、適度な距離で出社が可能な場所として魅力的です。
新幹線の「こだま」があるので、必要に応じてオフィスに出社することが容易です。
このほか東名高速道路や国道1号線が通っており、車での移動も便利です。
新鮮な牛乳を使ったアイスクリームやスイーツが楽しめるのが静岡県富士市。
富士山のふもとと聞けば、牧場が多くあるイメージが強いかもしれません。
実際にそのとおりであり、酪農業が盛んです。
スイーツで起業した女性経営者も多くいます。たとえば富士市にあるスイーツ店「ランジェラ」は、バラのマドレーヌを扱うお店です。
内装や外装もとってもキュート。
静岡県富士市に実店舗をもちながら、ECサイトを活用して全国展開をみせています。
富士市の場合はめぐまれた広大な自然のもと、新鮮な野菜や乳製品が多く手に入ります。一方、賃料が安いほか競合店が少なくビジネスに向いている街でもあります。
富士市の魅力がたっぷりわかったところで移住にまつわる補助金についてみてみましょう。
東京圏から富士市に移住し、富士市内の中小企業等に挑戦または起業した方が対象です。
※18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合、令和5年3月31日以前の移住者は、18歳未満の世帯員1人につき30万円の加算がされます。
※令和5年4月1日以降の移住者は、18歳未満の世帯員1人につき100万円が加算されます。
テレワークをきっかけに富士市へ転入した場合が対象です。
子育て世帯が富士市へ再転入した場合が対象です。
多世代で新たに住む・近居するための住宅取得またはリフォーム工事が対象です。
これらの補助金制度を活用することで、富士市への移住をより経済的に進めることができます。
申請には富士市の公式ウェブサイトから必要書類をダウンロードし、行政への提出を行う必要があります。
ぜひ富士市への移住をお考えの際は、チェックしてみてくださいね。
富士市で起業をお考えの方は、ぜひ和田会計へ。富士市で使える補助金などの情報や地域の専門家のご紹介なども行っております。
決算処理に滞らず、企業の成長と発展を総合的にサポートする頼れるパートナーでありたいです。
静岡県富士市に移住した際、また生活拠点を変更される際はぜひ一度お話をお聞かせください。
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