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コラム
和田会計から税務についての情報をお届けします。

法人税務顧問

2025.01.10

税理士に領収書を丸投げしたい!忙しい経営者におすすめの方法

 

経営者は、毎日さまざまなことを考えなくてはなりません。なかなか会社の財政まで把握できないこともあるでしょう。さらに近頃はDXが加速しています。

 

パソコンなどが苦手な方は、このような会計ソフトを使うのも時間と労力がかかるものです。

 

今回は税理士に丸投げしたいと考えている方に向けて、得られるメリットと魅力について紹介しましょう。

 

税理士に丸投げすると得られること

税理士に会計・税務業務を丸投げすることで、経営者は以下のような利点を得ることができます。

 

記帳代行|領収書の整理

記帳代行や領収書の整理から決算書・申告書類の作成まで、税理士によって正確で迅速な処理が可能になります。

 

また最新の税法に基づいた適切な処理により、税務リスクを大幅に軽減できるでしょう。

 

決算書の作成

税理士が専門知識を活かして正確な決算書を作成します。このとき、節税についても教えてもらえるので税負担が少なくなることも期待できるでしょう。

 

税務申告書類の作成・提出

このほかにも決算にはさまざまな資料が必要になります。貸借対照表、損益計算書、必要な書類を漏れなく作成してもらえるでしょう。

 

経営相談も受けてもらえる

税理士は財務諸表の作成や分析に長けており、経営の問題点を洗い出すことができます。

 

これにより、実現可能な経営計画を立てることが可能です。

 

また税理士は金融機関との関係構築に長けており、資金調達に関するアドバイスを受けることができます。特に起業時や資金繰りに困っている場合には有益に感じるでしょう。

 

税務調査の立ち会い

税理士は税務のプロフェッショナルなので、調査官の質問や指摘に対して適切に回答できます。

 

これまでの経験から必要書類の準備や想定質問への回答など、入念な事前準備にも長けています。

 

当日は税法面から回答や反論が可能となり、税務調査で不当な指摘を受けるリスクを軽減できるでしょう。

 

法人が税理士に丸投げするメリット

法人が税理士に会計・税務業務を丸投げすることで、どのようなメリットがあるのか見てみましょう。

 

事業に専念できる

煩雑な経理・税務業務から解放され、本業に時間とエネルギーをたくさん使うことができます。

 

特に創業期の経営者にとっては、事業の成長に注力できる大きなメリットがあるでしょう。

 

創業期は考えることややることがたくさんあります。そんななかで、慣れない税務にまつわるタスクをするのは難しく感じるものです。

 

期間内に申告が済む

税理士が申告期限を管理し、確実に期限内に申告・納税の手続きを行ってくれるので安心感があります。

 

各種税金の申告と納付を適切なタイミングでしてくれるので、申告漏れがなくなります。

 

正しい納税ができる

税務の専門家による正確な処理により、申告ミスや不適切な処理を防げます。

 

税務調査のリスクを軽減できるので、追徴課税などのペナルティを回避できるでしょう。

 

これは長い目で見た時に経営上のリスクを減らすことに貢献しています。

 

まずはご相談だけでも、お気軽にお寄せください。

税理士に領収書を含めて丸投げするデメリット

税理士に領収書を含めて丸投げすると、どのようなことがデメリットになるのかを紹介します。

 

顧問料が高い

他の税理士事務所の料金体系と比較検討してみましょう。

 

いま顧問契約を結んでいる税理士に、提供されているサービス内容と料金について再度説明を求めるのも良い方法です。

 

税理士にお願いするサービスが多いだけ顧問料金も高くなります。

 

自分がどこまで望んでいるのかをチェックするのもおすすめです。

 

税理士に聞くことでしか経営状態を把握できない

税理士に定期的な経営分析レポートの提出を依頼し、それを基に質問や相談をして理解を深めるのもおすすめです。

 

また会計ソフトを導入して、日々の経営状況をリアルタイムで確認するのも効果的でしょう。

 

税理士の交代が起きた時に大変

重要な書類やデータは常に自社でバックアップを取っておきましょう。

 

税務・会計処理の基本的な流れを社内で把握・文書化しておくと、顧問先の税理士に何かあっても引継ぎがスムーズです。

 

これらの対策を講じることで、税理士との関係をより良好に保ちつつ、自社の経営管理能力も向上させることができるでしょう。

 

必要に応じて丸投げせずに自分でできることを増やすのもおすすめです。

 

しかし丸投げしていたぶん、全てを一気に自分で行うと本業に差し支える場合があります。

 

このため自社に最適な税務・会計サポート体制を構築していくことが重要です。

 

税理士に丸投げするべき経営者

税理士に経理・税務業務を丸投げすることが適している経営者は以下です。

 

事業の社員数が少ない

事業の社員数が少なく経理専任の社員を選出するのが難しい場合などがあげられます。

 

このほかにも事務的な手続きを経営者のみで行うのが難しく、その際は税理士に丸投げすることで人的確保がスムーズになり効率化が見込めます。

 

本業だけに集中したい時

経理や税務業務を外部に委託することで、経営者は本業にリソースを集中でき、事業の成長に注力できます。

 

税理士が申告期限を管理し、確実に申告・納税を行うので期限切れによるペナルティを回避できます。

 

スタートアップ

創業期でやることが多い経営者もこれに該当します。スタートアップ時期は補助金の申請や考えることが多く、それだけで手いっぱいになるでしょう。

 

できることはアウトソースするのが好ましい状況です。

 

そこで税務関連だけでも顧問税理士に依頼できるのが好ましいでしょう。

 

税務相談をしたい

専門的な知識を持つ税理士に全面的に任せることができます。

 

顧問契約を結ぶことで、継続的なサポートを受けられるのも嬉しいポイントです。

 

費用はかかりますが、正確な税務処理と適切な節税対策が期待できます。

 

税理士に領収書などを丸投げするときの注意点

税理士に領収書などを丸投げする際の注意点について、以下のようなポイントを気にしましょう。

 

領収書をきちんと管理する

日付順に整理して保管し領収書を整理整頓しましょう。

 

さらに遡ってみた時に用途がわかるようにメモを書き添えるのが大切です。

 

また税理士に丸投げしたもの、戻ってきた領収書か分かるように、ファイルなどを別にして保管することが大切になります。

 

経理書類については7年保存する

法人税法や所得税法で定められた保存期間は原則7年間です。税理士に丸投げして戻った領収書は適切に管理しましょう。

 

「領収書を税理士に任せたから大丈夫」と雑に扱わないことが大切です。電子帳簿保存法もあわせて理解を深めましょう。

 

税理士に領収書を丸投げしたいのなら和田会計

元税務調査館もいる富士市の和田会計にぜひ税務顧問をお任せください。

 

税務・会計のプロフェッショナルとして、正確な経理処理と申告をお任せいただけます。

 

パソコンが不慣れな方に従来型の記帳を当事務所でお任せいただける領収書の丸投げもおすすめです。

 

このほか日々の帳簿付けをスムーズにするクラウド会計などの支援も行っております。ぜひ一度お問い合わせください。

 

お問い合わせのメールはコチラ

 

税理士法人和田会計 代表税理士
和田 雄祐

令和3年 税理士法人和田会計設立。法人税務顧問からクラウド会計導入支援など幅広く手掛ける。静岡県富士市出身。地域密着型の税務顧問を心がけている。趣味はゴルフ、フットサル、筋トレ。

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